最愛の家族
この世で一番、悲しくて辛いことは
最愛の人を亡くすこと。
この世で一番、幸せなことは最愛の人の側に居れること。
そして。その最愛の人に触れれること。
この世で一番幸せなことは、最愛の人が生きていてくれること。
いなくなったら、触れることも話すことも出来ない。
私には最早、父の写真と遺骨しか触れることができない。
この距離が、とてつもなく苦しみと悲しみのどん底だ。
写真を見るたびに涙が止まらない。
生きていた頃の写真が強烈に胸を締め付ける、
見ない方がいいと思ったりするが、見たい!
傷口に塩を刷り込むみたいなものだ。
生きてる間、もう二度と会えないと思うと大声で泣きたくなる。
いや、泣いている。