振り替えると。。。
父が病に倒れ1年程、入退院を繰り返す中、
ほぼ、毎日病院へ行った。
看護師のいい加減さに我慢できず、行っては一通りの介護をしてきた。
酸素のチェックから始まり、水分量のチェック、おむつの補充、パット交換、
飲水、体位交換、食介、口腔ケア、清拭等々。
その当時は、しんどかった。
毎日毎日行くこと事態しんどかった。
看護師への苛立ち、ストレス、母への配慮や見守り、
父の食事量が減っていく中の食介。
そして、いつ急変するかわからない恐怖。
色んな重圧、ストレス、身体への疲れ、かなりきつかった。
でも、今思えば大したことはない。
過去になれば、なんてことない。
振り替えれば大したことはしてなかった。
満足いくお世話はできてなかった。
その時は、必死だったのに。。。
今でもお父さんが、下顎呼吸している目が半開きなのに見えてない、
肩でしんどそうに呼吸をしていた顔、表情が目に焼き付いて
離れない。。。
目の前で死んでいく親を見て、何も出来なかった自分が歯がゆい。
目の前で死んでいく親を見るなんて、なんて残酷なことがこの世に存在するんだろう?
私には、耐えれない。