親の介護。そして終えて

親の介護が始まり疲れてた矢先に介護blogを発見。辛いのは私一人だけじゃないんだと。誰にも言えない相談できない、愚痴りたい!色んな思いをここで吐き出そう!
そして、親の病状の記録を取っていきたいと思います。


そして永眠後の悲痛な思いからの新たな出発。

たった1度のわがまま

いつ頃だったかな?


多分、今頃だっただろうか?


父のたった1度のわがままがあった。


なぜ急にそんなことを思い出すんだろう?


母の入院生活の中でのわがままからかな?



ある日、父の入院していた病院からお昼頃、電話がかかってきた。


看護師曰く、「お父さんが電話してほしいと何度も言うので電話しました。ちょっと来てほしいと言われてます。」


「何かありましたか?」と私。


「別になにもないとは思いますが、とにかく来てほしいみたいです。」と。


その日は、生憎、家の用事で行く予定ではなかったのだ。


でも、そんな電話今までなかったし、

余命も言われてたこともあり、不安になり夕方ごろになると言っていたが、

電話を切ってすぐに用意をして病院へ向かった。


そして、病室へ入って父の顔を見ると目が合った瞬間『ふーんだっ!』みたいに首を横に振り

ふてくさる。


何度、「お父さん、どうしたん?」と聞いても

ふーんだ!の繰り返し!


ムカッときて、「今日は、○○(ご主人)が帰ってくるから家のことせなあかんで忙しいねんよ。わかってる?

用事があるから来てくれって病院から電話があったから、急いで来たのに何よ!その態度!」って、怒った。


そうすると、すぐ機嫌直して、

「夕べ、死によってん!のどに唾が一杯たまって息が出来んようになってなー、それでどうしたらええ?って先生に聞いたらチューインガムがええ、言うからチューインガム買うてきてくれ」って。


私、「。。。」



なんなん?そんなことで呼び出したん?って。


あり得るわけない。


でも念のため、看護師に確認したが、やはりあり得ないとのこと。


やはり認知の仕業?って。


そんなことがあったのだ。1年前くらいの話しになるが、ついこの間のことのように思える。



そんなことを、今日起きてすぐに思い出してしまった。


蓋が無意識に開いてしまった瞬間だった。


起きてすぐに涙がこぼれた。


今、考えると父のわがまま、それだけだった。


わがままって言うのかな?


要求申請?(笑)


たった1度のわがままだったのに、面倒臭そうにあしらって、さっさと帰ったように思える。


強引に「そんなことあり得ないよ。また夢でも見たんやわ。今、先生に確認したけどチューインガムなんか噛んだらあかんって言うてたよ」


なんて適当なことを言ってなだめたなー。


そんなに先があった訳でもないのに、なんでもっとちゃんと話を聞いて

対応しなかったんだろう?


なんで、もっと、ちゃんと優しく安心出来るように手を握ってなだめてあげなかったんだろう?


なんで、もっと。。。


たった1度のわがままだったのに。


私は、たった1度のわがままも優しく受け止めてあげれなかった。


医者から、1月一杯もつかどうかと言われてたが、心のどこがで信じていなかった。


それこそあり得ない!そんなこと。大丈夫!

絶対、死なない!なんて思っていたんだろう。


まだ先がある。先が続く。


そんな根拠のない自信?を信じてその時、その場を大切にしてこなかったような気がする。


振り返ればそう思えて仕方がない。


1分1秒、その瞬間は、2度と来ないのに!


なんで、もっとちゃんとしてあげれなかったんだろう?


悔やんで仕方がない。


いくら悔やんでも悔やんでも、お父さんは帰ってこない。


どれだけ思ってみても何もしてあげれない。


たった1度のわがままだったのに。。。


ごめんね、お父さん。

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