親の介護、そして終えて。

親の介護→看とり→そして終えて。

親の介護が始まり疲れてた矢先に介護blogを発見。辛いのは私一人だけじゃないんだと。誰にも言えない相談できない、愚痴りたい!色んな思いをここで吐き出そう!
そして、親の病状の記録を取っていきたいと思います。


そして永眠後の悲痛な思いからの新たな出発。

写真

無性に寂しくなる。


急に思い出したように。


頭が変になるくらい。


そんなとき、入院中に撮った写メを見てしまう。


見ると途端に涙が溢れだす。


声をあげて泣いてしまう。


このときは、まだ存在した。


このときは、まだ居たのだ。


なのに今は居ない。


どこをどう探してみても居ないのだ。


この風景がまるで昨日のように思えるのに

この世に存在しない。


その現実が信じられなく、もがき苦しむ。


写メの中の父。


この人間が存在していたのに。


なぜ今は、どこを探しても居ないのだ?


トイレへ手を繋いで行く後ろ姿を妹が撮していた。


確かに手を繋いでた。


浮腫の手が。。。


私の手をしっかり握って。。。


あの感触、あの温もりが。。。


父の姿、声も何もかも昨日のように焼き付いている。


なのに居ないんだ。


写メを見ると生きてるように思うのに。


でも、もう居ないんだ。


この現実にどれ程胸をくりぬかれる思いをし、引き裂かれる思いをし。


気が狂いそうなくらいの強烈な悲しみ、寂しさ。


見ない方がいいんだろうなー。写真。


いない現実を突きつけられ、気が狂いそうな気分になるのに。


でも、見たいんだよ。


写真でもいいから会いたいんだよ。


でも、居なくなったという現実に気が狂いそうになるんだよ!


家族四人で最後に写した写真。


ここには、父が写ってる。


でも、もう居ないんだ。


家族がひとり欠けたー。


大切な家族がー。


この現実がどれ程悲しく辛い出来事なのかー。


計り知れない。。。

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