今日の父
昨日、叔父の通院介助の為、病院へ行けなかった。
容態が悪くなってきてる様子なので来るのが怖かったが、恐る恐るカーテンを開けた。
眠っていた。
しばらくすると目を覚ます。
酸素、3.5リットル
酸素量も97前後
顔色も良い
ここ最近では、大好きなピーチネクターも3分の1程しか飲まなかったが、珍しく今日は、全部飲んだ。
食事は相変わらず殆ど食べてないらしい。
主治医がいたので、聞いてみたところ、一時期悪かったが抗生剤が効いてるらしく、今は、落ち着いてるとのこと。
でも、こんなことをこれからも繰り返して段々駄目になっていくよ。と言われた。
もう駄目か駄目かと思いながらも辛うじてストップしてくれてる気がした。
そして、今日の夕食もいらないと言ったが、「食べなあかんの?」って聞いてきた。
私は、反省もあり今日は、このように答えてみた。
「お父さんが、どうしても食べたくないって言うなら何も言わないよ。
でもね、人間は、食べないと体が持たなくなるのわかるよね?
食べたくないから入らないって言うなら頑張って少しは食べて欲しいな。
でも、食べないといけないと思うけど、どうしても食べれない、体が受け付けないって言うなら無理して食べてとは言わないよ。
でも、少しでもいいから食べて欲しいけどね。私は。
だからお父さんの体やからお父さんが、一番わかってると思うから後は、お父さんに任すよ」とゆっくり話した。
すると頑張ってくれたんだろうね。
主食4
副食3
水分もトロミ茶150cc飮水
本人も、しんどいんだろうな。
でも、何とか頑張らないとって一瞬でも思ってくれるのかな?
最近思う。
父の人生終末期のありかた、姿勢、凄いって!
忍耐強く、凛として、歯をくいしばって頑張ってる父親の姿。
尊敬もするし格好いいって思える。
流石に一家の大黒柱、父だなってー。
立派だ。
最後に親として、子供に教える人間の最後を遂げる仮定のありかたが、どういうものなのかを身をもって教えてくれてるような気がした。