深い深い悲しみ
父の告別式が終わった。
とうとう終わってしまった。
体がなくなった。
この世の中から抹消された。
火葬場で入れられるとき、私は発狂した。
火をつけられることに。
燃やされることに。
《大切な大切な人、一年ちょっと、今思えば我が子のように大事に大事にお世話をした。(気持ちの大きさは)
でも、10あるうち、多分私がしてきたことは3割から4割しかしてない気がする。私は手抜きをしてきたのだ。
10やるとストレスで潰れるのがわかっていたから。
10出来ること知っていたのにしなかった。
今思えばやっとけばよかったよ。
10やっとけば、満足できたのかな?》
守る?寝たきりになってしまったので、何も一人でできなくなった分、
すごく守るって感じでいたのかもしれない。
私には子供がいない。だから親の気持ちはわからないけど、でもまるで母親の気持ちみたいな。。。
なんて言うんだろう?
うまく表現できない。
とにかく、私が手となり足となり二人三脚できたのは確かだ。
守りたかった。父の笑顔を。
守りたかった。父の命を。
でも守れなかった。