5回目の命日
父が亡くなって今日で5年。
あっという間だった。
5回目の命日。
去年までは隣に母がいた。
でも、その母も今年からはいない。
今年からの父の命日は、私ひとり。
4年間、となりに母がいてくれてたから緩和されていた。
今思えばさぞかし救われていたのだろう。
でも今年からはひとりだから心が騒ぐ。
父の命日をひとりで過ごすなんて直近まで気づかなかった。
そうなんだ、もうお母さん隣にいないんだー。
ひとりぼっちでこの日を受け止めなきゃいけないんだー。
心が重い。
2人分の悲しみや寂しさが襲いかかるよ。
お父さんを亡くした悲しみをお母さんが受け止めてくれてたんだね。
なのにそのお母さんもいないなんてー。
お父さんもお母さんもいなくなった。
人生生きていく中で、こんなにも悲しくて辛くて寂しいことが待ち受けてたなんてー。
みんな通る道と言うけれど。
出来れば通りたくなかったよ。
人はみな平等に死を迎えると言うけれど。
死ぬなら生まれてこなきゃよかったとふっと思う。
生まれてこなければ、こんなに辛いこと経験しなくてよかったのに。
生まれてこなければ、何も知らずにすんだのに。
楽しいことも嬉しいことも悲しいことも辛いことも寂しいことも。。。
みんなみんな知らずにすんだんだ。
その方が幸せだったかもしれない。
2021年からはお父さんとお母さんの命日が3月と4月と続くんだね。
その度に落ちていくよ。