四十九日
4月29日、四十九日の法要を向かえた。
5月に入ると3ヶ月をまたぐからと早めた。
早かった。
四十九日で、あの世へ旅立つと聞いていたが、
お坊さん曰く、百ヵ日まで家にいてるとのこと。
本当だったら嬉しいけどね。
でも、そういうことにしておこう。
少しは気持ちも救われる。
お経を唱えてる間、また病院でのことや最期を向かえたときのことや
思い出して泣けてきた。
本当に未だ信じられない。
でも少しづつ微妙に、その場所から動き出せてる?感じがする。
寝具もその日を境に処分した。
ずっと部屋にそのまま置いていたが、バジャマも全て片付けた。
なんだか寂しいような複雑な気分だ。
でもこれでひとつの区切りがついた気がする。
体はないけど、心の中で生きている。
写真を見ると今にも動いて喋りだしそう。
少しづつ少しづつ思い出変わっていくのかな?
まだまだ心の中、辛いけど悲しいけど。
もう二度と私が生きてる間、会えないけど。
受け入れるしかないんだろうね。
でも、出来ることなら会いたいよ。
お父さん、今どこにいるの?