親の介護、そして終えて。

親の介護→看とり→そして終えて。

親の介護が始まり疲れてた矢先に介護blogを発見。辛いのは私一人だけじゃないんだと。誰にも言えない相談できない、愚痴りたい!色んな思いをここで吐き出そう!
そして、親の病状の記録を取っていきたいと思います。


そして永眠後の悲痛な思いからの新たな出発。

7ヶ月

あの日から丁度今日で7ヶ月。


母の月命日だ。


早い。何故こんなに時間が経つのは早いんだ。


まるて昨日のことのように。。。


時間が経つほど痛みも苦しみも悲しみも寂しさも軽減するのか?


父の時は3年はきつかった。


でも母とはまた別物だった。


父は病気で寿命がきて亡くなった。


でも母はー。


この世で1番大切で大事だったお母さん。


何だかんだといってもいつも隣にいた。


最近ふっと思った。


母が港なら私は船。


好きに航海し、疲れたら弱ったら港へ帰る。みたいな。


そんな関係だったのかもしれない。


立派な港ではなかったが、私にとってはその港しかなかった。


その港が1番安心して甘えられた場所だったような気がする。


私にとって特別。


その特別な母を私は。。。


病に倒れてから9年と3ヶ月。


痛みによく耐え頑張って生きてきた母。


あの日もいつものように何の疑いもなく普通に生活していた。


なのに私はー。


1番大事なお母さんを、

健気に頑張って生きていたお母さんを私は自分の手で死なせてしまった。


いや、殺してしまったと言ってもいい。


あの日、行かなければ、

あの日、電話さえしていれば、

あの日、慌てさせなければ、

あの日、外出先から急に行こうと思わなければ、

あの日、鍵さえ持っていれば。。。


お母さんは転倒しなくてすんだ。


転倒しなければ死なずにすんだ。


全部私のせい。


私がお母さんの毎日を奪った。


私がお母さんの残り少ない人生を終わらせた。


私が、私が、私が。


何よりも大切なお母さんを私は殺してしまった。


私だけが生きてていいの?


お母さんの人生奪ったのに私だけ生きてて美味しい物食べて楽しんだりしていいの?


食べる楽しみも楽しむことも殆んどなくなったけど、生きていれば少なからずとも体験できるよね?


そんなこと許されるの?


お母さんから全て奪ったのに私だけのほほんと生きてていいの?


そんなこと考えてたら自分が生きてることが罪なように感じてしまう。


7ヶ月前の今日がなかったら今頃隣で一緒にテレビ見てるのにね。


お正月の準備の話なんかしてー。


これから年末にかけて1番盛り上がる時期だったよね。


なのにそのお母さんは今年はいない。




死ぬ2日前、最後に送り届けた時、「寂しいな、寂しいな、寂しいな。」と3回私の手を握りしめて言った母。


今思うとその手を離さなければよかったよ。

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