親の介護、そして終えて。

親の介護→看とり→そして終えて。

親の介護が始まり疲れてた矢先に介護blogを発見。辛いのは私一人だけじゃないんだと。誰にも言えない相談できない、愚痴りたい!色んな思いをここで吐き出そう!
そして、親の病状の記録を取っていきたいと思います。


そして永眠後の悲痛な思いからの新たな出発。

お父さん

私の仕事が変わると、わざと留守電に「がんばれ!がんばれ!○○ちゃん!がんばれ!がんばれ!○○ちゃん!」て入れててくれたよね。


その生声を消したくなくて留守電に録音されたままにしていた。


何年も。


なのに、訳のわからない営業の留守電に録音を消すとき、間違って全部消しちゃった。


その頃は、まだ父も元気だったが、消してしまったことが残念に思った記憶ががある。


今となったら、その営業の留守電がむかつく!

腹立たしい!


あの時、あんな留守電が入ってなければ今頃、生声が聞けたのに。


お父さん、私また仕事始めたよ。


でも、もう言ってくれないね。


「頑張れよ!」って。


それに、この間の丑の日、恒例の「うなぎ、おごったる!こうておいで!」ってこれも言ってくれないね。


母と寂しくそんな話もついこの間した。


当たり前のように当たり前のことがなくなった時、その当たり前がとても懐かしく愛しく狂おしい。


父を思う気持ちは、薄れることはない。


そして、苦しみも薄れることはない。


死ぬまで続くんだろうなー、こんな思い。

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