親の介護、そして終えて。

親の介護→看とり→そして終えて。

親の介護が始まり疲れてた矢先に介護blogを発見。辛いのは私一人だけじゃないんだと。誰にも言えない相談できない、愚痴りたい!色んな思いをここで吐き出そう!
そして、親の病状の記録を取っていきたいと思います。


そして永眠後の悲痛な思いからの新たな出発。

あの笑顔が

いつも火曜日の夜、私の家へ戻ってくる母。


玄関先で靴を脱ぐのに小さな椅子に座る。


立って靴は脱げないのだ。


そして体を90度回転さし玄関を上がる。


次に両手を差しのべ満面の笑みで私の介助を待つ母。


私も両手を伸ばし一部介助で母が立つのを手伝う。


いちにのさんで立つ。


今思えば本当に私って喜怒哀楽が激しすぎる。


機嫌のいいときは、優しく声がけして介助し招き入れるが、

機嫌の悪い時、体調が悪い時で母の手の持ち位置が違う時、怒鳴ってしまってた。


「そこ違うやろ!ここやん!何回言うたらわかるの?」って。


笑顔が一瞬にして暗くなる母。


とどめに「早く立や!早く行きや!」とリビングへ誘導してた。


最低。


鬱であって自身の病院通い、叔父のホスピスへの面会、そして母を迎えに行って食料品などの買い物へ一緒に行き食事をして帰ってくる。


コロナが流行ってからは、全く外食もなく自宅での食事だった。


確かにしんどかった。


今年に入って鬱も改善され楽になっていったが、

食事の用意が、時として面倒臭くしたくないのにしなければならないと言う時、

決まって小言を言ってた。


今一番、心を痛めているのは、やはり玄関先で笑顔で両手を伸ばして私の介助を待つ母の顔だ。


その母に、優しく出来なかったときのことだ。


たまにだったが、そのたまにが心を締め付ける。


満面の笑みの母になんて可愛そうなことをしてしまったんだろう。


あの笑顔が忘れられない。


もう謝ってもどうにもならない。


生きててくれれば、ごめんねと言い2度とあんな態度は取らない!

優しくしなくては!って反省もし改善できたのに。


その当時も直ぐ様反省していたが、またいらっときたら忘れて同じことを繰り返してた。


本当に最低。


父で学習してきたのに。


居なくなって後悔しても遅いって。


玄関を見ると座って両手を伸ばして私の介助を待つ母の顔を思い出して

辛くなる。


あの笑顔が脳裏に焼き付いてー。


辛くあたってしまってた自分への怒り。


1日何回泣いてるんだろう?


もう戻ってこないんだよね?お母さん。

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