親の介護、そして終えて。

親の介護→看とり→そして終えて。

親の介護が始まり疲れてた矢先に介護blogを発見。辛いのは私一人だけじゃないんだと。誰にも言えない相談できない、愚痴りたい!色んな思いをここで吐き出そう!
そして、親の病状の記録を取っていきたいと思います。


そして永眠後の悲痛な思いからの新たな出発。

鍵渡し

今日、とうとう震災後に両親が住んでいた家の引き渡しの日がきた。


母が亡くなって3ヶ月が過ぎた。


遺品整理や後片付けで3ヶ月といってもあっという間だった。


荷物の整理が進むにつれ、住んでいた頃の面影は次第になくなり

家具など全てが運び出された部屋はまるで別もの。


全くと言っていい程、住んでいた面影の微塵も欠片もなくなった。


これでとうとう終わりなんだと思うと泣けてきた。


お母さんの面影が。。。


お母さんの匂いが。。。


全て失くなった。


寂しい。とてつもなく寂しい。


もうお母さんを感じる場所がなくなった。


なんとも言えない感情。


これで何もかも失くなった。


私のこれからの人生の中に両親はいなくなった。


帰る家もー。


何でこんなことになるんだ?


急に。


何の前触れもなく。


突然に。


お母さんは消えた。


気よくお母さんと暮らしていたのに。


今にも消えそうだったけど、何とか辛うじて生きていた。


まだあと1、2年は生きれただろうに。


何で転けるんだ?


あれだけ言ってたのに。


「転けたらあかんよ。命取りになるよ。」ってー。


毎回言ってたのに。


転けなかったら生きてたのに。


私がピンポーン鳴らしたから。


慌てて転けたん?


ほんまにアホや!


何で死ぬん?


もう少し生きときよ!


楽しいこと一杯あったのに。




そして鍵を渡して引き渡しが済んで全てが終わった。


両親の介護、看取り、遺品整理に後片付け。


全てが終了した。


これからは父の死は何とか乗り越えれたが、今度は母だ。


お母さんの死をどのように乗り越えるのか?


越えれるのか?


わからないけど。


良いにも悪いにも肩の荷が少し降りた感じがする。


私もそれほど若くはないんだけどね。


残りの人生、どうしよう?

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