親の介護、そして終えて。

親の介護→看とり→そして終えて。

親の介護が始まり疲れてた矢先に介護blogを発見。辛いのは私一人だけじゃないんだと。誰にも言えない相談できない、愚痴りたい!色んな思いをここで吐き出そう!
そして、親の病状の記録を取っていきたいと思います。


そして永眠後の悲痛な思いからの新たな出発。

お誕生日

今日は、父のお誕生日。


29日、24日からまた再入院している母の病院から帰りに、荷物を取りに実家へ寄った。


いつも母が入院していて実家へ寄ったとき、

父が一人で寂しそうにしていた。


そして、すぐにご飯を食べて帰れと言ってくれてた。


自分も食べずに待っててくれたのかな?


今になって思えば。。。


3.4回かに1度は仕方なく食べて帰ってたけど、

極力ふたりでいるのが息詰まりそうなのと、

居たたまれないから逃げて帰る有り様だった。


でも、今は玄関入ると真っ暗。


シーンとして寒い。


誰もいない。


寂しい。


直ぐ様、仏壇の前にいって座る。


父の写真と遺骨を触りながら、涙がポロポロこぼれ落ちる。


今まで何度も母が入退院を繰り返し、父の食料品を買って持っていってた。


でも、もうそんな父はいない。


その当時を思いだし泣けてくる。


その当時は、まだ背中合わせで話す言葉もなく、必要なことだけ話しても、ぎこちなかった会話だったけど。


今思うと、もっと一緒にご飯を食べて帰っとけばよかった。


もっと、足を運んであげとけばよかった。


母の入院中は、3日に1度くらいしか行ってあげれなかったからね。


そんなことを思いだしながら、仏壇の前で泣いた。


本当に誰もいない実家は、空気も冷たくて寂しかった。


その内、母もいなくなるだろう。


こんな空間で後片付けをするのかと、ふっと想像してしまった。


やるせない。


去年の今日は、父のお誕生日、恐らくこれが最後だろうと思いながら、


プリンアラモードのケーキにプレートに


「お誕生日おめでとう おとうさん」と書いてもらった。


そして病院で祝った。


ダメだ。思い出すと胸が苦しい。


泣けてくる。



2016年、本当に辛くて悲しい1年だった。




『お父さん、お誕生日おめでとう♪』


ちょっと、チョコの文字触って汚くなったけど(^o^;)

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